自然ウオッチング1月 冬の生き物たち


NPO 法人千葉県森林インストラクター会
事業区分:北総部会活動分野:受託事業(地域部会)
開催日時:2025年1月19日(日)10:00~12:00活動種類:その他
開催場所:千葉県立船橋県民の森(船橋市)受講者:12名
事業者:千葉県立船橋県民の森管理事務所

活動概要

明日は大寒。冬の森は寒くてひっそりしていますが生き物たちの命は森の中で続いています。今日は子ども達と森に隠れている生き物探しです。隠れているポイントがわかると子ども達は次々に見つけ出しました。樹皮の下、テーブルや看板の裏、枝に残った枯葉もよく見ると糸が見えて何だか怪しい。針葉樹の樹皮に潜んでいたヤモリを発見!木のテーブルの下にはヒラタグモの快適そうなアンテナ付きの巣がたくさん。

メインは森のゆりかご「朽木」です。初めは何が出てくるかびくびくだった子ども達も夢中で探しています。ハサミムシ、ヤスデ、クチキムシ、甲虫の幼虫、キセルガイ、カメムシ、コクワガタ、クモ、じっとしている女王蜂・・朽木の中にはたくさんの生き物がいました。森の中では小枝みたいなオツネントンボも発見。

植物も観察。地面のワッペンみたいな草や、小さなシラカシの幼木を抜いてみると長~い根っこ。宝石のようなナガバジャノヒゲの青い実、ヤブコウジの赤い実、冬に咲くビワの白い花はよい香りがしました。森の生き物にはお騒がせな1日でしたが、子ども達は生き物がどんな風に寒い冬を越しているのか見て触って体験。捕まえた生き物はいた場所に返し、引っこ抜いた幼木は埋めました。冬の晴れた日に飛んでいるチョウのお話をして解散しました。


チーフ講師:植村 敦子


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