| NPO 法人千葉県森林インストラクター会 | |
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| 事業区分: 受託事業部 | 活動分野: 受託事業(本部扱い) |
| 開催日時: 2026年9月30日(水)10:00~16:00 | 活動種類: その他 |
| 開催場所: 関さんの森・21世紀の森と広場(松戸市) | 受講者: 11名 |
| 主催者(委託事業者): 千葉市都市緑化植物園 |
活動概要
「森と自然を学ぶ講座」第4回のテーマは「里山の森の保全・森の役割」、森林率3%まで減少した松戸市の森で学びます。最初に訪ねたのは「関さんの森」飛び地の「溜ノ上の森」。クヌギやクリの実がたくさん落ちた雑木林とタケノコの掘れる美しい竹林が整備されています。住宅に囲まれた小さな森は、市民に愛される一方で、ゴミの投棄や落ち葉、蚊の発生、治安など地域住民への配慮が必要です。整備にかかる費用の問題もあり、個人で維持することの難しさを実感しました。



「関さんの森」は「都市に残る自然と歴史を未来の子どもたちに残したい」と願う関家の人々と、地域のボランティアが守ってきた約2haの里山です。高度経済成長期に宅地化が進行するなかで、先代の関武夫氏が抱いた「先祖から引き継いだ屋敷林を子どもたちの教育の場に」という思いから始まった、市民による都市の自然を守る取り組みの原点ともいえる場所です。相続や道路計画などの危機を乗り越えて「特別緑地保全地区」に指定され、屋敷林と共に江戸時代からの門や蔵、生活道具や古文書などが調査・保全され、自然や歴史・文化を学べる「エコミュージアム」として整備されています。「関さんの森を育む会」の方々に、シンボルツリーのケンポナシや屋敷林、昔のくらし館などを案内していただき、当主関美智子さんからは自然環境保全に掛ける熱意あふれる思いを伺うことができました。



バス移動で午後に訪ねた「21世紀の森と広場」は松戸市の行政と多くの地権者の尽力によって1993年にオープンした、50.5haの広さを持つ全国でも珍しい「自然尊重型都市公園」です。千葉大学園芸学部が計画から参与し、園内を自然・レクリエーション・文化の3つのゾーンに分けて、多様な森と谷津の自然環境、子どもが遊び人々が集う広場、昔ながらの里山風景や博物館などが共存する公園となっています。周囲の台地から湧き出す豊富な湧水は1日1000トンとも言われ、千駄堀の池を潤しています。野草園ではツリフネソウやワレモコウの花が咲いていました。
少雨予報でしたが、傘を差すことも無く一日の行程を終えることができました。2つの異なる森を見ていただくことで、これからの都市の森の役割や保全について、それぞれに考えていただける講座になったのではないかと思います。



講師 (チーフ講師 金井康郎 、アシスタント 植村敦子 坂本玲子)
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