「森と自然を学ぶ講座」第2回


NPO 法人千葉県森林インストラクター会
事業区分:受託事業部活動分野:受託事業 本部扱い
開催日時:2026年5月26日(木)10:00~14:30活動種類:その他
開催場所:泉自然公園(千葉市)受講者:16名
主催者(委託事業者): 千葉市都市緑化植物園

活動概要

初夏に咲く花の観察を計画していましたが、今年は例年よりも季節の進み方が早く、予定していた植物の開花が終了してしまい新緑の緑一色の観察会になりました。
泉自然公園は敷地全体が東千葉近郊緑地特別保存地区に指定されて開発を免れ豊かな自然が残っています。花が少ない今回の観察会は、動き回れる動物と違い芽を出した場所から動けない植物が、繁殖や仲間を増やすためどのように頑張っているのか、探して、のぞき見して、感動することをテーマに園内を案内しました。
案内した事例:モクレンの仲間タイサンボクは甲虫に受粉を助けてもらうため花のサイズが大きく、自家受粉を避けるため雌性先熟の戦略をとっています。(雄蕊が閉じている雌性期の花を観察しました。)アカシデは種を遠くに飛ばすため独特の形をしています。スダジイのドングリは2年かけて実ります。(昨年のドングリと今年のドングリの赤ちゃんを観察)トチノキの花は雄花と両性花の集まりです。ヤマボウシの花の白い部分は「苞」です。(花が小さくて目立たない植物が虫を呼び寄せるための工夫)。カラタネオガタマは甘い香りで虫を呼び寄せます。カタクリは1年の中で光合成できる期間が短くて花が咲くまで約8年を要します。蟻に種を運んでもらい生息域を拡大します。アオキは雌雄異株。雌の木だけでは実ができない。など

穏やかな天候に恵まれ、心配した熱中症もなく、無事に終了しました。

タイサンボク雌性期
ドグダミ
ドグダミを解説中
オニバス
クリの雌花を観察
ケヤキの着果短枝
ヤマボウシ
ユキノシタ
アカシデ
ツルマサキ
シモツケ
ナツロウバイ

講師 (チーフ講師:植沢 俊、アシスタント講師:宮崎 菊江)


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