NPO 法人千葉県森林インストラクター会 | |
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事業区分:緑を楽しむ講座 柏 | 活動分野:自主事業 |
開催日時:2024年12月1日(日)10:00~14:30 | 活動種類:その他 |
開催場所:東京都北区 | 受講者:28名 |
活動概要
今回は『古地図で歩く江戸の街』シリーズの第一弾として、王子周辺でカエデ・エノキの話を地形の成り立ち、歴史や伝説、更には落語に登場する地元名産品の話等交えながら、紅葉狩りを行いました。
“音無渓谷”では、紅葉の河原に降りて渓谷での雰囲気を満喫し、広重の浮世絵に出てくる風景と重ね合わせて思いを馳せました。
“金剛寺(通称紅葉寺)”では、多くのカエデを鑑賞して、イロハモミジやヤマモミジなどの違いも勉強しました。
そして、古地図に出てくる道を辿りながら”王子神社”に向かい、春日局の願掛けにちなんだ狛犬の話を聞き、境内の樹齢6百年の大銀杏やクスノキの大木に圧倒されつつお隣の毛塚の”関神社”を訪れました。
次の”王子稲荷神社”は、平安時代には東国三十三国の総社であり、各地の狐が大晦日の夜中に近くのエノキに集まり、王子稲荷に初詣したという伝説を聞き、集まったと言われるエノキの樹形や葉っぱ等の特徴などを覚えました。
昼食は”名主の滝公園”の、王子七滝で唯一生き残った「雄滝」の前広場にて野鳥の声に包まれて頂き、食後「紅葉狩り」の由来などを聞き、”装束稲荷”に向かいました。
最後に”飛鳥山”にモノレールを使って登り、徳川吉宗との関係を聞きながら「飛鳥山の碑」の前にて解散となりました。
一日天気も良く、本当に気持ちのいい散策を愉しみました。
チーフ講師:板倉完次、アシスタント講師:三井研一
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