NPO 法人千葉県森林インストラクター会 |
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講座名: ステップアップ講座 アラスカ、アンカレッジでの生活 |
開催日時:2024 年 9 月 26 日(木 ) 19時15分 ~21時15分 |
開催場所:ZOOMによるオンライン方式 FIC会員15名(講師含む) |
活動概要
1987年から89年までの2年間をアンカレッジで過ごした長岡篤さんにアラスカの気候と地形、アンカレッジ市街地と人々の暮らし、ツアー参加、現地での生活ぶりなどをわかりやすくお話ししていただきました。アラスカ州はアメリカの国土面積の16%、日本の国土面積の4倍にも及ぶ広大な土地に人口はわずか74万人しか住んでいない。アンカレッジと日本との時差は17時間あるが、羽田からの距離は5,575kmで、ホノルル(6,170km)よりも600kmほど短い。アラスカ州は1867年に国務長官のスワードが720万ドルでロシアから購入し1959年に49番目の州になった。アンカレッジ周辺は環太平洋火山帯の属し、1964年にはアラスカ大地震が起きている。7月の最高気温は20℃になるが、1月には‐11℃まで下がる。降水量は9月が最も多く、10月から4月の初めまでは雪が降る。夏季の太陽仰角は50度程度であるが冬季は5度しかならない。本年6月の日照時間は19時間23分と昼間時間が極めて長い。東京都と比べて風は一年を通じて穏やかである。市内にはトレイル道が整備され、市民の憩いの場となっている。州の花は忘れな草。短い夏にはヤナギラン、ワイルドローズ、ルピナス等が咲きほこる。動物は、場所を選べばグリズリー、ムース、カリブー、ヤマアラシ、カナダグースを見ることができる。アラスカの川は氷河によって削られた土砂により茶色に濁る川が多い。また、夏(6月から9月)には多くのサケが遡上し沢山の釣り人で賑わう。
講師 (チーフ講師、長岡 篤)
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