NPO 法人千葉県森林インストラクター会 |
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講座名:緑を楽しむ講座 柏「水戸街道を歩く」 |
開催日時:2024年6月30日(日) 10時 ~14時 |
開催場所:茨城県取手市 受講者:24名 |
活動概要
水戸街道6番目の宿場となる利根川沿いに開けた取手宿の中心部を歩き、平将門が建立したと伝わる長禅寺、本殿に素晴らしい彫刻のある八坂神社、数少ない江戸時代の建物が保存公開されている旧本陣染野家住宅、江戸時代から続く老舗のお店など、取手宿の歴史や水戸街道の変遷や利根川との関わりなどの歴史を紹介しながら、そこにある植物を見て歩く歴史・植物散歩でした。
【長禅寺】ハスの花が咲いていたため、ハスの葉が水玉を作るメカニズムを紹介しました。このお寺は様々な樹木がありナツツバキとサルスベリが並んで植えられており、違いを見ていただくのに丁度良い環境でした。また、俳人の小林一茶や「河童の絵」で有名な小川芋銭などの取手ゆかりの人々についてご紹介しました。
【旧本陣染井家住宅】ビデオ見学や解説員から本陣の役割、建物の特徴等について説明を頂き、参勤交代でお殿様が泊まった部屋も見ることができ参加者から感嘆の声があがっていました。取手市の保存樹木であるムクノキの巨木があり、その大きさにビックリ。珍しいポポーの木やサンショウバラなどにも興味を示されていました。
【小堀(おおほり)の渡し】利根川の河川改修により対岸に飛び地となった小堀地区とを結ぶため、現在も渡船が運行しています。午後からは利根川の河川敷にあるヤナギ、クルミ、トウカエデ、アキニレ、メリケンムグラ、ヤブジラミなどを観察しました。
なお、解散後は希望者のみ江戸時代から続く奈良漬けのお店、明治天皇からお酒の名前を賜った造り酒屋をご案内。ほとんどの方がお土産を購入されていました。
FIC講師:西元生 アシスタント講師:風見信昭
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