実際に観て触れて考えよう!身近な植物の花と実のヒミツ


NPO 法人千葉県森林インストラクター会
事業区分:緑を楽しむ講座 千葉・習志野活動分野:自主事業
開催日時:2026年1月10日(土)9:30~11:30活動種類:その他
開催場所:千葉市民会館(千葉市)   受講者:17名

活動概要

 冒頭、新年のあいさつ、そして自己紹介し、大根の根の生え方をクイズ形式で質問しながら、前半の進め方を確認するとともに、「身近なものであっても、意外によく見ていないこと」を紹介しました。
 前半は、花に関して基本的ではあるが、間違えやすい内容をクイズ形式で、次の7つの内容を紹介しました。①タンポポは多数の花が集まったものであり、1つの花を確認 ②ヤマユリの花被、アヤメの雌しべの柱頭や花びら、がくについて ③「1つの花はどういうものか」について説明し、花の各部の名称のつけ方の原則を説明 ④雌しべのないアジサイ、雄しべが花びらに変化している八重桜、花の各部に同様の模様があるホトトギス ⑤植物分類の概要、1990年代以降のAPG分類体系を紹介し、関連して松竹梅と裏白の分類 ⑥被子植物の例として世界最大の豆というエンタダマメの果実、裸子植物の例としてソテツの雌花、大王松の大きな松かさを提示 ⑦ピーナッツのつくりと双子葉植物について

机上に準備した回答用の札と試料
会場全体の様子
タンポポの花について
タンポポの花のモデルで説明
アヤメの花の各部の名称
被子植物の例;世界最大の豆エンタダマメ

 後半では、参加者に直接、手を動かし、果実の実物に触れながら観察をしてもらい、植物の雌しべや果実は葉が変化したものであることを次の6つの内容をもとに紹介しました。①サヤエンドウの実の分解 ②アオギリの実 ③ピーマン、オクラ、キュウリ、バナナの断面の観察やスケッチを通して、葉が変化して雌しべや実が形成されていること ④シダ植物から裸子植物、被子植物への進化の流れ ⑤モモの実のすじができる理由 ⑥ミカンの内部の構造と心皮の変化について 
 最後に発展として、真果と偽果(イチゴやリンゴ)に触れ、子房とがくの位置が異なる多様な果物があることを紹介しました。
 実物や造花などを多く活用したためわかりやすく、たくさんの新しい気づきがあったという参加者の感想が多数ありました。

サヤエンドウを分解
野菜やバナナの断面の観察
観察試料(ピーマン,オクラ,キュウリ,バナナ,サヤエンドウ)
野菜などの断面の様子を観察
断面をスケッチして何枚の葉が変化したか考察
ミカン内部の房の数をあてる
ミカンの内部構造とでき方のヒミツ

講師 :西村 安正


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