NPO 法人千葉県森林インストラクター会 | |
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事業区分:千葉中央部会 | 活動分野:自主活動 ※研鑽等(地域部会) |
開催日時:2025年10月5日(日) 10:00~13:30 | 活動種類:その他 |
開催場所:大網白里市縣神社~金谷郷 | 受講者:11名 |
活動概要
中央部会は酷暑の夏を避けて10月の再開となりました。当日は予想に反して午前中は日差しが出て、夏日での観察会となりました。今回も「未踏」のルート。菅井さんのルート開発です。集合場所の縣(あがた)神社は読み方も場所も初めての人には分かりにくかったようです。ちなみに住所は大網白里市飛地土気。土気は千葉市緑区、その飛地ということは、千葉市なのか、大網白里市なのか、、正解は大網白里市です。
縣神社は、戦国時代に土気城再興の際に鬼門除けとして城から現在の地に移ったと伝えられています。
モミ、スダジイの巨木の薄暗い参道を通り縣神社を参拝。
下総台地の東の端に位置する縣神社から、牛久ー東金崖線の100m近い落差を金谷郷まで下ります。今回最大の難所?!、七曲がり坂の急坂です。今回のルートでは切通しを何回か通りますが、最大規模の切通しです。
両側には様々なシダが観察でき、切通しの上はスダジイの天然林が日陰を作っています。


坂を下りきると景色は一変します。二番穂が揺れる秋の里山が広がります。田んぼの畔や、点在する休耕田に見られる植物を観察しました。見る機会が減ったノコンギクが所々で見られました。ノコンギクかユウガギクか、、
冠毛の長さが決め手となりました。




黄色の花と線形の豆果ができていました。
背の高い人は頭がぶつかりそうな、昼も暗い素掘りのトンネルをぬけ、隣り合わせに存在する二つの切通しを通ります。これらの切通しには県外からのマニアの方が訪れることもあるようです。今回も木更津からという写真撮影中の方がいらして、集合写真を撮っていただきました。



参加者:稲岡、植沢、植村、小高、椎名、菅井、竹内、村山、望月、矢野、宮崎
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