清和県民の森「昆虫観察会 秋はバッタさがし」


NPO 法人千葉県森林インストラクター会
事業区分:南総部会活動分野:受託事業(地域部会)
開催日時:2025年9月13日(土)13:00~15:00活動種類:その他
開催場所:清和県民の森(君津市)受講者:6名(うち子ども3名)

活動概要

緑豊かな「清和県民の森」の定番企画「昆虫観察会 秋はバッタさがし」です。時折、雨がパラつく怪しいお天気でしたが、参加者はみな元気いっぱい。
まずは木のふるさと館の周りで虫さがし。草原が多いので、バッタの仲間が飛び出してくる。黄色い車のような羽根模様のクルマバッタ、ショウリョウバッタ、オンブバッタなど定番のバッタたち。その他にも、胴長短足のショウリョウバッタモドキ、とっても小さいヒシバッタ、ちょっと珍しいカヤコウロギ、コバネイナゴに、コオロギの仲間等々、子どもも大人も、一所懸命に網をふるっています。
バッタだけではなく、コナラの木の下には、ハイイロチョッキリが落とした小枝がたくさん落ちている。ドングリに穴をあけて産卵するチョッキリについて、ちょっと説明する。道路を渡り、草原と林が入り混じったエリアに行く。
バッタだけではなく、チョウやセミの仲間(アブラゼミ、ツクツクホウシなど)甲虫の仲間、ジョロウグモなどクモの仲間もさがす。鹿の骨を見つけ、ちょっとびっくりする。

清和県民の森で虫さがし(1)
清和県民の森で虫さがし(2)
清和県民の森で虫さがし(3)
清和県民の森で虫さがし(4)

最後に木のふるさと館に戻り、「虫合わせ」をする。自分で図鑑を広げ、あれかな? これかな?と首をひねる。自分で捕まえ、自分で調べると、きっと心に残るでしょう。バッタの他にも、オオセンチコガネ、シリアゲムシ、アオバハゴロモ、ヤマトシジミ、ヒメウラナミジャノメ、モノサシトンボ、アキアカネなど、たくさんの虫たちに出会えた一日でした。おまけに、ニホンカナヘビ、ヤマアカガエル、カジカガエル・・・・。
同定が終わったら、虫たちとはサヨナラ!! アンケートでは、皆、十分満足!! 他の季節にも観察会があればという声もありました。

どんな虫が捕れたかな
自分で調べる「虫合わせ」(1)
自分で調べる「虫合わせ」(2)
ショウリョウバッタモドキ

チーフ講師:和波 牧子、アシスタント講師:神子 秀男、福村 英俊


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