白樺 働き者のお嬢様


NPO 法人千葉県森林インストラクター会
事業区分: 緑を楽しむ講座 柏活動分野: 自主事業
開催日時: 2025年7月26日(土)10:00~12:00活動種類: その他
開催場所: あけぼの山農業公園(柏市)   受講者: 35名

活動概要

 長野県諏訪郡原村に移り住んで、3年になります。自宅を中心にいろんな山や高原を散策しましたが、どこに行っても白樺林があります。白樺と言えば、奥日光の小田代ケ原湿原の貴婦人が代表的で、幻想的で、高貴なイメージが日本人の間では、定着しています。ネットで検索しますと、恐竜が繁栄した時代にはすでに出現していて、恐竜は絶滅してしまいますが、シラカバはしっかりと生き延びています。白樺と人の営みは、どんなものだったのか、いろいろと検索してみますと、北欧・北米の原始社会から中世の時代にかけて、白樺の樹は人々の生活に無くてはならない樹木であったことが理解できました。今回、緑を楽しむ講座柏で開講させていただく機会を与えていただきましたが、お陰様で35名の多くの方に参加して頂きました。白樺は、古代から産業革命前の中世の時代まで西洋・北欧にまたがる広い地域で、多くの人々の衣食住にわたる全ての生活でなくてはならない重要な自然の恵み、まさに一家の大切な働き者のお嬢様でありました。その事例を、具体的な画像を利用して、説明させて頂きました。ご参考までに、シラカバ・ダケカンバ・ヤマナラシの葉を押し葉にして、参加の皆様に差し上げましたところ、予想外に喜んでいただき、押し葉作成の苦労の甲斐がありました。よろしければ、白樺林散策に長野の方にもいらっしゃって下さいということで閉会とさせて頂きました。

千葉時代の懐かしい友人に参加していただきました
幹事の方から紹介頂きました
熱心に聞いていただきました
資料を見ながら、説明を聞いていただきました
シラカバ・ダケカンバ・ヤマナラシの葉の見分け方を説明しました
無事終了

講師 (チーフ講師:渡邊 勲(元会員))


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