| NPO 法人千葉県森林インストラクター会 | |
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| 事業区分:緑を楽しむ講座 柏 | 活動分野:自主活動 |
| 開催日時:2026年5月31日(日)10:00~14:00 | 活動種類:その他 |
| 開催場所:21世紀の森と広場パークセンター(松戸市) | 受講者:29名 |
活動概要
今回は、ミツバチの内紛がおこらない「本能による超合理的組織運営」をご紹介しました。ミツバチは最大6万匹の集団を作り、人と違うやり方で500万年も生き抜いてきました。その仕組みは、今も多くの研究機関で注目されています。
巣の中では、1匹の女王バチと数万匹の働きバチ、数千匹の雄バチが完全に役割を分担しています。彼らは「社会の維持」という共通の目標のため、驚くほど完璧に管理された社会を作りましたが、人から見ると非情な組織です。その行動はすべて本能に刻まれており、女王の命令ではなく、働きバチたちが自分の体の生理機能や遺伝子の多様性をいかして40個もの仕事をスムーズにこなすシステムを持っています。働きバチの多様性を作る女王バチの交尾の仕組みも驚異です。彼らは個ではなく、みんなで一つの生命体のように生きています。玉川大学中村教授はそれを「多様性が生きるリーダーなき秩序社会」と呼びました。
一方、人間は脳を発達させてきました。自由な発想や感情があるからこそ、組織をまとめるのが難しくなります。これが、昆虫と人間の「生存戦略」の違いです。






後半は、森で暮らすニホンミツバチの生活をご紹介し、ニホンミツバチが暮らす21世紀の森と広場を観察しました。
野生のニホンミツバチは、日本本来の広葉樹の森と助け合って生きています。森の木々は受粉を手伝ってもらい、ミツバチは木から蜜や住み家をもらいます。
女王と働きバチが一緒に冬を越すため、彼らには春から秋まで途切れなく咲く花のリレーが必要です。私たちの東葛地域は、川や斜面林、梨畑、旧家や住宅、公園の花壇などが混ざり合っており、彼らにとっては理想郷です。
散策の際は、ぜひミツバチたちのことも気にかけてみてください。お庭には、蜜がたくさんとれる「野いばら」のような原性種のお花や木を植えていただけたら嬉しいです。人間が、植物や昆虫たちと共に、これからも一緒に暮らしていけますように!




講師 (チーフ講師:植村 敦子、アシスタント講師:高橋 美由紀、田中 靖)
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