アンデルセン公園で秋を楽しみましょう♪


NPO 法人千葉県森林インストラクター会
事業区分:緑を楽しむ講座 柏活動分野:自主事業
開催日時:2025年11月22日(土)10:00~14:30活動種類:その他
開催場所:ふなばしアンデルセン公園(船橋市)   受講者:32名

活動概要

家族のレジャー施設として、ディズニーリゾートに次いで人気という「ふなばしアンデルセン公園」で、秋の一日を満喫しようという講座です。遊びのイメージが強い公園ですが、「自然体験ゾーン」には森、湿地の景観、里山の景観があり、多様な自然観察が楽しめます。
まずは落葉広葉樹が多い森に入りました。ムクノキ、コブシ、ヤマコウバシ、イヌシデ、ウワミズザクラ、イヌザクラなどが次々と現れます。ムクノキやイヌシデは大木が多く、周りで幼木も育っているのが分かります。林床のササは適度に刈り込まれており、自然体験ができる森としてよく管理されているようでした。受講生の皆さんには、葉、樹皮、果実や冬芽などを観て、樹種の見当をつけるという楽しさを味わっていただけたと思います。
「メルヘンの丘」周辺に至る道では、植栽された落葉針葉樹のメタセコイア、ヌマスギ(=ラクウショウ)、スイショウ(水松)、イロハモミジ、ハナノキ、カロリナポプラなどを観察、その黄紅葉や褐葉の美しさを堪能しました。

森に入る
班ごとに解説
ウワミズザクラの落ち葉
休憩時に森全体の感じをつかむ
明るい森

午後は花壇の園芸品種を見たり、「太陽の池」周辺の景観を橋の上から眺めた後、池を半周してアラカシ、ヌマスギの呼吸根などを観ながら北ゲートへ向かい、解散となりました。
爽やかな秋晴れの天気に恵まれ、カエデ類や広葉樹、針葉樹の色づきもちょうど良い時期であったのが幸運なことでした。ご参加の皆さまには秋の散策を楽しんでいただけたことと思います。

里山景観
ヌマスギの褐葉
イロハモミジの紅葉
ハナノキの黄葉
ヌマスギの呼吸根

講師 (チーフ講師:鈴木晴美 アシスタント講師:高橋美由紀、坂本玲子)


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