矢切と柴又を訪ねる ~野菊の墓、矢切の渡しと、そして寅さん~


NPO 法人千葉県森林インストラクター会
事業区分:緑を楽しむ講座 柏活動分野:自主事業
開催日時:2025年9月27日(土)10:00~14:30活動種類:その他
開催場所:千葉県松戸市矢切~東京都葛飾区柴又   受講者:19名

活動概要

 9月末になっても夏の名残りが残っている中、矢切駅からスタート。県道1号の裏の住宅地を歩き、まずは昔から今に続く祈りの場である矢喰村庚申塚と矢切神社へ行く。神社ではサカキとヒサカキの観察。その次は野菊苑でここが戦場となった国府台合戦の話を一席。さらに西蓮寺隣の野菊の墓文学碑で伊藤佐千夫の話。矢切大坂ではムクロジの観察。下総台地の縁にある斜面林を観察し、矢切耕地では矢切ねぎやツルムラサキなどの作物を観察。昼食は坂川親水広場で。午後は坂川に沿って坂川の堀継の話を聞きながら矢切橋へ。矢切橋でスタッフによる「野菊の墓」の朗読劇。野菊の代わりにタカサブロウを観察して、矢切の渡しを渡る。柴又に着くと、FICの寅さんが「男はつらいよ」の主題歌(口上付き)を披露。柴又の気分が盛り上がって寅さん記念館、山本亭を歩いて柴又帝釈天へゴール。
暑かったけれど、どことなく秋を感じた1日を、歴史、文化、自然なといろいろな分野に触れながら、気持ちよく歩くことができた講座だった。


講師 (チーフ講師:羽根 敏子 アシスタント講師:田中 靖、風見 信昭)


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