和綿の種で紅白花餅飾作り~ワタの芽吹きとSDGs進展を夢見て


NPO 法人千葉県森林インストラクター会
事業区分:北総部会活動分野:受託事業(地域部会)
開催日時:2024年12月15日(日)10:00~12:00活動種類:その他
開催場所:船橋県民の森(船橋市)受講者:6名
主催者:千葉県森林組合連合会

活動概要

千葉に伝わるワタの種で、紅白花餅飾り作りを行いました。小枝に紅白に色付けたワタの種(ふわふわな綿毛付き)を餅玉のように付けたり、ワタの種の塊で作ったシマエナガや金や赤の折り紙飾りを工夫して作って付けたりしました。華やかな飾りとして、お雛様の頃まで楽しみ、5月には、ワタの種を土に植えて花や収穫を期待してさらに楽しめるものです。
「ワタの種での羽根つき遊び」や「ワタはどうやって広がったのか?実験」「森の散策」「枝選び、国産間伐材から作った紙パック紹介」などで、幼い子どもたちは、大喜びで活躍しました。
 1番幼い4歳の子が1番早く出来上がり、1番喜んで作品を持ち抱えていました。作品には、指人形の舞台のような大きな台を付けて自分のストーリーを楽しんでは、見せて回っていました。6歳の子は、小枝に小鳥のお家を作り付け、シマエナガを仲良く並べて賑やかに楽しみました。大人たちのテーブルでは、赤いハートを付けたお手紙風飾りを工夫して飾るなど、それぞれの創作を活かし、穏やかで心地よい森の時間を楽しめたとのことです。 

船橋県民の森で
紅白花餅飾り
バレンタイン用飾り
オーガニックコットンボール

「夢中になれて楽しかったです。自然素材を触っているだけで気持ちが落ち着きます。」「石油とかプラスチックよりは、綿など自然素材のものが増えていくと良い。」「伝統があるから大切にしたい。」のような感想が寄せられました。
 お土産には、オーガニックコットンの種の他に、ワタの育て方と環境省のオーガニックコットン資料、環境マーク等のプリントを持ち帰っていただきました。

シマエナガ
リサイクルコットンの糸

講師:西河内 ひとみ


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