植木の里 安行(あんぎょう)に「安行桜」を訪ねて


NPO 法人千葉県森林インストラクター会
事業区分:緑を楽しむ講座 千葉・習志野活動分野:自主事業
開催日時:2026年3月18日(水)9:50~14:30活動種類:その他
開催場所:埼玉県川口市(武蔵野線 東川口駅)   受講者:33名

活動概要

埼玉県川口市の安行地区は江戸時代より400年の歴史を持つ植木生産地です。この地で生まれた「安行寒桜」の見頃に、桜並木で有名な「密蔵院」から「花と緑の振興センター」を経て戸塚安行駅まで、植木や盆栽の畑、斜面を彩る雑木林などを見ながら歩く約6kmのコースをご案内しました。
武蔵野線東川口駅からバスで約20分、まずはアカシデとイヌシデの花が彩る「安行原自然の森」で、体操と全体の説明をしました。安行植木の歴史や大宮台地の突端にあたる地形との関係などをお話ししました。密蔵院では満開の安行寒桜の間をゆっくり歩き、間近で花を見たり、寒緋桜とのピンクの濃淡を楽しみました。植木職人の技が光る庭園の美しさや、隣接する九重神社の樹齢500年と伝わる御神木のスダジイには感嘆の声が上がりました。

安行寒桜
桜並木
御神木のスダジイ

芽吹きが始まった雑木林や色とりどりの花木が咲く植木畑の間を通って、ちょっと疲れた頃に「花と緑の振興センター」に着きます。ここで開発された箒型の「ムサシノケヤキ」のある広場でお弁当タイムです。「花と緑の振興センター」は戦後の混乱期に食料生産のために潰されそうになった植木産業を残すために、地元の生産者が尽力して創設した植物見本園です。ウメ、ツバキ、ツツジ、カエデなどのさまざまな品種、外国産の花木や庭園樹など多くの植物が栽培されています。ちょうどツバキやトサミズキ、ゲンカイツツジなどの花が見頃を迎えていました。

ムサシノケヤキ
ゲンカイツツジ
トサミズキ

昼食後は、ツバキの園芸品種の多様な花形を見ながら園内を巡り、「興禅院」の抱かれ地蔵様を拝観したのち、苗木や鉢物の生産農家の間を通って、戸塚安行駅まで歩きました。暖かな春の一日、安行寒桜をはじめたくさんの花木を楽しんでいただける講座となりました。

観察風景
ツバキ
植木の根巻き

講師 (チーフ講師:坂本玲子、アシスタント講師:石田秀雄 西村安正 長嶺勝)


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