セツブンソウの群生地「四季の森星野」と「出流山満願寺」


NPO 法人千葉県森林インストラクター会
事業区分:森に親しむ野外講座活動分野:自主事業
開催日時:2026年2月27日(金)7:30~17:00活動種類:その他
開催場所:四季の森星野・出流山満願寺(栃木県栃木市)  受講者:44名

活動概要

春を告げるセツブンソウの北限の自生地「四季の森星野」と板東三十三観音霊場の古刹「出流山満願寺」を訪ね、名物「いずるそば」を食べる企画です。
天気予報は曇りでしたが、バスの中から青空がのぞき、富士山や奥日光の山々も見えます。さらには虹色の彩雲も現れ楽しい旅を予感させるスタートとなりました。バス内での解説はブラタモリ風に、今日のお題「セツブンソウと出流そばの関係は?」キーワードは石灰岩です。石灰岩地を好む植物と石灰岩の地層から湧き出るミネラルたっぷりの水が生み出すそばの味、さらには「満願寺」も鍾乳石の観音様が起源のお寺です。3億年の昔からつくられてきた石灰岩、この地の地質の成り立ちと、観察する植物の生き方や花のつくりについてお話ししました。

到着した星野は早春の光にあふれ、ウメやマンサク、ロウバイに彩られた静かな山里です。「四季の森星野」ではセツブンソウの大群落と、ここを守っていらっしゃる熊倉さんご夫妻が迎えてくださいました。ゆっくり時間をとって園内を散策し、咲き始めたフクジュソウやアズマイチゲ、アセビやサンシュユ、植栽のキバナセツブンソウなど、いろいろな花を探したり、写真を撮ったりして楽しみました。
庭園の美しい「御嶽山神社」までの道にも春の野草が咲き、カワセミやサギなどの野鳥も現れます。すっかりおなかがすいた頃、バスに戻って出流へ向かいました。

ウメやロウバイの咲く四季の森星野
斜面一面のセツブンソウ
白い花弁状の萼、花弁は黄色の蜜腺に変化、紫の葯を持つ雄蕊と赤紫の雌蕊
珍しい唐子咲き
フクジュソウ
アズマイチゲ
キバナセツブンソウ
青空の下で散策


石灰岩採石場を抜ける山道をバスで行くと、突然現れる「いずるや」は平日でも賑わうそばの名店です。天ぷらとそばのセットをおいしくいただき、食後は「出流山満願寺」へむかいます。家運繁栄、厄災消除、子授け、子育ての御利益があるという観音様にお参りし、室町時代の作と伝わる大きな仁王様や、入母屋造りの立派な本堂と三手先を飾る迫力ある竜の彫刻を鑑賞して、今日の行程を終え、帰路につきました。
野外講座最後の企画ということで、大型バス満席の皆さまに一言ずつこれまでの思い出など語っていただき、スタッフへのねぎらいの言葉もいただきました。本当にありがとうございました。

お昼は出流そば
満願寺の仁王様
本堂にお参り

チーフ講師:坂本玲子、アシスタント講師:長岡篤、高橋和枝、佐々木朋子、上江洲三男、片山彰 


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