NPO 法人千葉県森林インストラクター会 | |
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事業区分: 緑を楽しむ講座 柏 | 活動分野: 自主事業 |
開催日時: 2025年6月29日(日)10:00~12:30 | 活動種類: その他 |
開催場所: あけぼの山農業公園( 柏市) | 受講者: 21名 |
活動概要
カタツムリはかって、海から陸に上がった陸貝です。
都市化や気候変動などで最近あまり見かけませんが、不思議な魅力と謎の多い生き物です。
今回の「カタツムリの生態」では、基本的な生態から、最新の研究による新事実など、様々なテーマを紹介し、全部で18項目について解説しました。
また、今回初めてウェブカメラを使用して、細い金属の棒に掴まったカタツムリや、カタツムリの殻に油性ペンで書いた印を簡単にウエットティッシュで消した実験結果を、スクリーンに映し出したところ、会場が予想以上に盛り上がりました。
解説の主な概要は(・カタツムリは巻貝の仲間・海から来てエラから肺呼吸に切り替えた・ナメクジは進化して殻をなくした・地域によって種類が違う固有種が多い・殻の巻き方は圧倒的に右巻きが多い・小触角はニオイ、味をを嗅ぎ分ける・食べ方は舌で削り取って食べる・足が吸盤のように吸い付く・休眠時にエピフラムを張る・殻をつくるカルシウムを得るためコンクリートを食べる・カタツムリは雌雄同体・赤ちゃんの殻は親より巻数が少ない・右利きヘビが左巻きカタツムリの起源の謎を解く・カタツムリの天敵・カタツムリと寄生虫・デンデンムシ、カタツムリは多数の方言の一つ・汚れにくい殻の構造の応用・エスカルゴ料理)。
参加者の感想は(・何十年ぶりにカタツムリを見た・興味深い話・とても楽しかった・講師のカタツムリ愛を感じた・カタツムリを連れてきてくれてありがとう・油性ペンの実験面白かった・寄生虫の怖さが解った)などがありました。
今回の講座においては、ウェブカメラ等技術的なサポートをして頂いた関係者、カタツムリの見せ方にアドバイスなどして頂いた関係者、参加者用資料を見やすく改善して頂いた関係者の皆様に心から感謝申し上げます。








講師 (チーフ講師 加藤俊雄、アシスタント 湯原晋悟)
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