運河土手のアカボシツリフネソウと理窓会記念自然公園の植物


NPO 法人千葉県森林インストラクター会
事業区分:緑を楽しむ講座 千葉活動分野:自主事業
開催日時:2025年6月27日(金)10:00~14:15活動種類:その他
開催場所:利根運河土手~東京理科大理窓会記念自然公園(流山市及び野田市)   受講者:22名

活動概要

埼玉県と千葉県の水辺に生息しているアカボシツリフネソウ(赤星釣船草)は、北アメリカ原産の外来種で、初めて発見された場所が利根運河でした。
今日は、そのアカボシツリフネソウの観察と、利根運河の歴史、理窓会記念自然公園の自然に触れる散策です。

運河土手には、果実に「粒状突起」を持つギシギシの仲間やクサフジ、ハンゲショウなども咲いていました。
アカボシツリフネソウは今年は花数が少なく少し残念でしたが、面白い花の形や雄性期、雌性期の花を観察することができました。
運河水辺交流館では利根運河の工事、水運の歴史などについて学びました。

利根運河土手で植物を観る
エゾノギシギシ「粒状突起」のある果実
ハンゲショウ
アカボシツリフネソウ花
雄性期♂
雌性期♂
運河水辺交流館に向かう

昼食後は、東京理科大野田キャンパスに隣接する理窓会記念自然公園を散策しました。暑い日でしたが、森の中は幾分か涼しく、風が吹けば心地よく感じられました。
咲き始めたハスやウツボグサ、ビロードモウズイカ、マテバシイ、イヌシデ、ザクロ、チャンチン、エンジュ、ネムノキ、タイサンボク、アカメガシワ、オオバノトンボソウなどの観察を楽しみながらの散策となりました。

理窓記念自然公園内の緑陰
ハスの花が咲き始めていた
ネムノキ
ネムノキの花を観察
タイサンボクの花
アカメガシワ雌花
オオバノトンボソウ


講師 (チーフ講師:鈴木 晴美、アシスタント講師:西村 安正)


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