清和県民の森 初めての山歩き(1)~安全で楽しい山歩きのために~


NPO 法人千葉県森林インストラクター会
事業区分:南総部会活動分野:受託事業(地域部会)
開催日時:2025年5月20日(火)9:30~14:00活動種類:その他
開催場所:清和県民の森(君津市)受講者:5名

活動概要

全国各地で高齢登山者による遭難が増えており、清和県民の森周辺でも同様の傾向にあることから、中高年の山登り初心者を対象に、3回シリーズの第1回として開催しました。
午前中前半は、座学「山歩きの基礎知識」を行いました。内容は、高齢登山者遭難の原因と傾向、計画立案の考え方、装備と服装、ルールとマナー、山の天気、地図とコンパスの基礎知識、山(房総から3000m級高山まで)についての基礎知識と楽しみ方などでした。

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座学の一コマ・自己紹介
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座学の一コマ・山歩きの装備について
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山歩きの実際・準備体操

同じく後半では、「山歩きの実際」と題して、遊歩道を利用して高低差70mほどの展望台を往復しました。準備体操の後、往路では主に歩く速度・歩幅とペース配分、体温・発汗調節、復路では主に転倒防止のための歩き方、道迷い防止のための地図とコンパスによる現在地確認について、それぞれ実技を行いました。
準備体操では、転倒防止のためのフラットフッティングやバランス感覚のイメージトレーニングを取り入れ、特に復路(下り)では、フラットフッティング、ガニマタ歩き、スタンスの考え方を常に意識していただくよう、お願いしました。
地形変化点や分岐点では、その都度地図を開いて、現在地確認を体験していただきました。
午後は、スライドを使って、甲信地区の1000m級の低山から3000m級の高山まで、日帰り登山の6つの事例を紹介しました。 
参加者アンケートでは、山の歩き方の基礎を体験できて良かったとの感想をいただきました。

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山歩きの実際
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山歩きの実際・地図を開いて現在地確認
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山歩きの実際・植物観察
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スライド上映・日帰り登山の事例

チーフ講師:望月 力智、アシスタント講師:神子 秀男


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