自然ウォッチング4月第2回 「ミツバチを見つけよう!」


NPO 法人千葉県森林インストラクター会
事業区分:北総部会活動分野:受託事業(地域部会)
開催日時:2024年4月20日(日)10:00~12:00活動種類:その他
開催場所:千葉県立船橋県民の森(船橋市)  受講者:15名
主催者:千葉県立船橋県民の森管理事務所

活動概要

サクラが終わり、新緑の季節になりました。今日は、あまりじっくり見たことのないミツバチを見てもらいました。彼らはめったな事では刺しません。花にとまっていたら虫メガネでそーっと見てみましょう!花粉まみれでモフモフしたかわいい姿が見られます。冬の寒さを巣の中で乗り切ったミツバチ達はこれから大忙しで花のミツと花粉を集め、仲間を増やしていきます。5月には新しい巣を作るために木の枝などにハチ達のかたまり「分蜂」が見られます。そーっと見守ってあげて下さい。ミツバチやマルハナバチ、クマバチなどの森のハナバチやハナアブたちは、花から蜜や花粉をもらうお礼に植物の受粉という大事な仕事を引き受けています。
ミツバチの話の後は森の観察会です。タンポポの花にはミツバチ、ハナアブ、ヤブキリの幼虫などなど。この時期に必ず桜の柔らかい葉にいるナナフシモドキの幼虫が今年もやっぱりいてくれました。4月のキノコ「アミガサタケ」も発見。半分に切ってみました。木の樹皮にへばりついてジッと隠れていた大きなイボタガも発見されてしまいました。湧水を見ると、2週間前の観察会ではまだダルマのような姿だったニホンアカガエルのオタマジャクシの尾が伸びて元気なオタマジャクシになっています。
草むらでは足から黄色い毒液を出す森の危ない昆虫クビマルツチハンミョウやゴミムシ達などを発見。ジュウニヒトエの花にはヒゲナガハナバチがいました。4月の森はにぎやかです。


チーフ講師:植村敦子 スタッフ:相田義則、金井康郎、斎藤歩、坂本玲子、佐々木朋子、椎名明子、高橋美由紀、羽根敏子、平尾信三、三輪奈々枝、森田正樹、山浦信介


本サイトの記事・画像等の無断転載は禁じます。 (作成:植村敦子)ver.2024


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP