自然ウオッチング4月 春の森で生き物探検 草も木も虫も活動開始!


NPO 法人千葉県森林インストラクター会
事業区分:北総部会活動分野:受託事業(地域部会)
開催日時:2025年4月6日(日)10:00~12:00活動種類:その他
開催場所:千葉県立船橋県民の森(船橋市) 受講者:21名
主催者:千葉県立船橋県民の森管理事務所

活動概要

船橋県民の森は桜がほぼ満開。今回のテーマは春の森で生き物探検!春の森ってどんな感じ?と問うまでもなく、集合場所のバーベキュー広場はぐるっと桜に囲まれて、春は一目瞭然です。
探検に出かける前に、そろそろ目にすることが増えるチョウのクイズをしました。冬はどんなふうにして過ごしていたんだろう?卵からかえったチョウの幼虫(イモムシ)は何を食べるの?冬の過ごし方や幼虫の食草は、チョウの種類によって違うことなどを紹介して、さあ出発。アオスジアゲハの幼虫の食草であるクスノキの葉の匂いをかいだり、モンキチョウの幼虫の食草のシロツメクサなどを観察しました。インストラクターの中にはチョウ大好き人間が揃っているのに、この日はチョウの成虫が飛んでいる姿はあまり見られずちょっと残念。
でも森の中は春のお宝がいっぱい。足元にはイヌシデの雄花の長い花穂がたくさん落ちていたり、ムラサキケマン、ジロボウエンゴサク、タチツボスミレ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザなど紫色の春の花が咲きそろっています。成虫で冬を過ごしたツチイナゴ、ダンゴムシ、かえったばかりのヤブキリ、湧水には少し大きくなったアズマヒキガエルのオタマジャクシが元気に育っていて、ちびっ子たちは足を濡らしてよ~く観察していました。
桜の解説や、秋にドングリを拾った木々の春の様子も観察。春休み最後の日曜日を森で過ごして、みんなパワーはもらえたかな。


チーフ講師:髙橋 美由紀 スタッフ:相田義則、植村敦子、金井康郎、齋藤歩、佐々木朋子、坂本玲子、宍倉朋子、羽根敏子、森田正樹、山浦信介


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